結婚指輪の内側彫刻
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結婚指輪の内側に入れる石の意味

結婚指輪の内側彫刻

結婚指輪の内側には結婚するふたりの記念日や名前を彫刻することが多いですが、それと同様に宝石を埋めこむことがあります。

内側に入れた宝石にどのような意味があり、メリット・デメリットなどはあるのか調べてみました。

目次

誕生石の持つ力や意味

宝石には昔から願い事を叶える力があると思われていました。自分の生まれ月の誕生石はお守りとしての力がある守護石と信じられており、誕生石を身につけていると災いが降りかかるときに誕生石が身代わりとなって守ってくれると言われています。

また、宝石毎にお守りとしての効果や意味合いが違うとされています。生まれ月による誕生石やその意味は以下の表のようになります。

誕生月誕生石象徴
1月ガーネット真実、貞操、友愛、忠実
2月アメジスト誠実、心の平和
3月アクワマリン沈着、勇敢、聡明
4月ダイヤモンド清浄無垢
5月エメラルド幸福、幸運
6月ムーンストーン健康、長寿、冨
7月ルビー情熱、仁愛、威厳
8月ペリドット夫婦の幸福、和合
9月サファイア慈愛、誠実、徳望
10月トルマリン心の歓喜、安楽、忍耐
11月トパーズ友情、友愛、希望、潔白
12月タンザナイト成功

結婚指輪に人気の宝石

守護石として結婚指輪に入れる以外に、石の持つ力や色などで人気の石があります。

サムシングフォーとしてブルーサファイヤやブルーダイヤ

サムシングフォー伝説の中の1つのアイテムである「青い物を身につけた者は幸せになれる」というサムシングブルーにちなみ、ブルーサファイヤやブルーダイヤモンドを埋めこむのが人気になっています。

ルビー

その赤い情熱的な色合いが美しいことから特に女性には人気の宝石です。

カラーダイヤモンド

色石と違ってダイヤモンドは屈折率が高く、内側に埋めこんでもキラキラと輝くことから内側に入れる宝石としても人気が高いです。

結婚指輪には向いていない宝石

上の表の誕生石は結婚指輪に埋めこむために適した硬度と性質から選ばれています。上記以外の誕生石も存在しますが以下の宝石は結婚指輪の内側には埋めこめない、または不向きな石なので参考にして下さい。

  • サンゴ(3月)
  • ヒスイ(5月)
  • パール(6月)
  • オパール(10月)
  • ラピスラズリ(12月)
  • ターコイズ(12月)

これらの宝石は軟らかいので傷つきやすく、汗や水に弱いので手入れが難しい宝石です。また、上表中の宝石でもエメラルド、アメジスト、ムーンストーンは軟らかく衝撃に弱いので超音波洗浄機などにかけない方が良いです。

結婚指輪の内側に宝石を入れるメリット

  • 守護石によるお守りとして安心感がある
  • ふたりだけの隠れたオシャレ感が増す
  • 表からは見えないので男性でも抵抗がない

結婚指輪の内側に宝石を入れたデメリット

  • 他人に見てもらえない
  • 内側なので汗などで汚れやすい
  • 宝石によってはサイズ直しや修理が出来ない

軟らかい石の場合は指輪が歪むと割れる可能性があり、熱に弱い石はサイズ直しで熱を加えると割れてしまう場合があるので注意が必要です。購入前に確認しておきましょう!