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結婚指輪の内側彫刻には何が人気なの?おすすめのメッセージも見てみよう

マリッジリングに特別な思いを込める方法として「刻印を入れる」というものがあります。実際、結婚するカップルのおよそ9割は結婚指輪に内側彫刻を施すといわれているほどです。彫刻を入れようか迷っているなら、どんな内容を彫ることができるのか、あるいはどんなフォントがあるのかといった点を事前に調べてみると良いでしょう。

目次

彫刻内容

結婚指輪の内側に彫刻する内容として一般的なのは「メッセージ」です。生涯を共にする伴侶に向けて愛情を込めたメッセージを刻印するケースが少なくありません。日本語表記だけでなく、英語やスペイン語、フランス語など外国語で刻印するケースも多く見られています。その他に多いのは「名前」です。お互いの指輪に配偶者の名前を入れる人もいれば、2人の名前を揃えて彫刻するという人もいます。た、2人の特別な記念日を刻印するということも珍しくありません。加えて、レーザーによる刻印技術が進歩してきた近年においては、手書きのイラストや模様を入れたり、2人の指輪を重ねることで完成するデザインを施したりと、オリジナリティのある彫刻を注文する人も増えてきています。

彫刻書体

結婚指輪に刻印する書体に関しては、日本語であれば「明朝体」と「ゴシック体」、および「丸ゴシック体」が一般的となっています。一方、アルファベット表記に関しては、「明朝体」や「ゴシック体」のほかに、「スクリプト体」などの筆記体表記も可能というショップがほとんどです。また、文字を斜体にしたり白抜きにしたりなど、細かい要望に応えてくれるケースも少なくありません。最近では、文字の代わりに可愛らしい記号や小さな絵を刻印してくれたり、文字を色付きにしてくれたりとより幅広いサービスを提供するジュエリーショップも登場して人気を集めています。

記念日か入籍日か挙式日どれを入れるか

内側彫刻に日付を入れるカップルのほとんどは、結婚式を挙げた日付もしくは入籍の日付を選択しています。とはいえ、中には2人にとって思い出深い日付を刻むというケースもあります。例えば、2人が初めて出会った日付や、最初のデートをした日付、あるいはプロポーズをした日付なども人気です。リングの内側に広いスペースがあり文字数がたくさん入れられる場合には、2人のイニシャルと記念日の日付を合わせて刻印するというケースが多く見られています。

メッセージ内容

結婚指輪に内側彫刻としてメッセージを入れる場合、スペースの都合上大抵は20文字から25文字前後という比較的短い文章におさめる必要があります。そのため、配偶者への愛情をダイレクトに伝えることができ、仕上がりもお洒落な外国語のメッセージが多く選ばれているのです。英語であれば「Always With You(いつもそばに)」や「I was Born to Love You(君に愛をささげるために生まれた)」、スペイン語なら「Con Todo Mi Amor(すべての愛をこめて)」や「Siempre Fiel(誓いは決して失われない)」といった表現が人気です。日本語の場合、文章よりも「愛」や「絆」、「永遠」などの単語を2人の名前と合わせて刻印するというケースが多く見られています。これはシンプルな仕上がりながら強いメッセージ性が伝わると人気です。

彫刻方法

結婚指輪の内側に刻印するもっとも一般的な方法は「レーザー刻印」です。レーザーを金属の表面に照射することで文字や模様を刻んでいきます。すべてコンピューター制御なので、綺麗なフォントで精密な彫刻が可能というのは大きな魅力と言えるでしょう。もう1つの方法は「刻印機」の使用です。マシンと連動したキーボードで文字を選択すると、それを針が金属表面に打刻していきます。ただ、この方法では模様を刻むことができないのがデメリットと言えるでしょう。

3つ目の方法は「印棒」の使用です。これは、先端に文字が刻まれた金属の棒を指輪の表面に当てて、印鑑を押す要領で1文字ずつ刻印していくというものです。ただし、基本的に手作業で押印の加減が難しいため、近年では徐々に使用されなくなってきています。「よりオリジナリティのある指輪にしたい」という人達から好まれているのは「手彫り」です。熟練した職人が工具を使用して1文字ずつ丁寧に刻んでいきます。同じデザインのものが決してできないというのが魅力でしょう。

まとめ

内側彫刻をすることで、結婚指輪は2人だけの特別なアイテムとなります。ただし、ショップやブランドによってはこのサービスを行っていなかったり、文字数が非常に少なかったりといったケースがあります。また、非常に細いタイプの指輪など、特定のデザインに関してはこのサービスが適用できないというケースも珍しくありません。ですから、刻印サービスをぜひ利用したいと考えているなら、事前に購入を考えているブランドの公式サイトを見て、サービス内容をしっかりとチェックしておきましょう。