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結婚指輪のサイズが合わない!サイズ直しの注意

偶にしか身に着けないファッションリングと違って結婚指輪は何十年も薬指に着けます。何十年物間には体系が変わったりして指輪のサイズが合わなくなってくることはあるでしょう。結婚指輪はサイズ直しが出来るもの、出来ないもの、またサイズ直しするときの費用や注意点などをまとめました。

サイズ直しの技術的な方法とは

指輪のサイズを直す方法はどのように行うのでしょうか。その彫金技法をご紹介します。

サイズを小さくする場合

指輪のサイズは10号が直径16mmと決まっていて13号だと直径が17mmになります。1号大きくなる毎に直径が約0.333mm大きくなります。

円周は直径×3.14なので、円周に直すと1サイズは円周1mm程度長くなるということです。

例えば図の指輪が13号だったとした場合、10号に直すには-3サイズなので円周が3mm大きいことがわかります。

小さくするために3mmをノコギリで切り取ります。

図のように余分な3mmの長さを切り取って、切り口どおしをつなぎ合わせて溶接します。

そうすると13号→10号の円周になったわけです。溶接した個所は溶接に使った溶剤などが盛り上がるのできれいに削って磨くとつなぎ目はわからなくなります。

サイズを大きくする場合

今度は逆に13号を10号に直す場合の手順です。先に説明したように円周を3mm大きくしたいので、指輪を切って切った間に3mm分の地金をはめ込みます。

はめ込んだ地金を溶接でつなぎます。つなぎ目はやはり溶剤が少しはみだしますのできれいにヤスリで段差の無いように削って磨けば10号→13号のおおきにサイズ直しが出来ました。

溶接しないでサイズを大きくする方法

サイズを大きくする方法は基本的には足りない分の地金を足してサイズを大きくしますが、1サイズぐらいであれば木槌やハンマーで叩いて指輪本体を伸ばしてサイズを大きくする方法があります。溶接するとあまり目立ちませんがどうしてもつなぎ目が出来てしまうので、これを防ぐために指輪全体を伸ばしてつなぎ目を作らないようにします。

溶接は1000度以上の高温になるので指輪本体に熱に弱い宝石が入っていたり、熱を加えることにリスクがある場合に叩いて伸ばします。ですが、柔らかい宝石の場合は叩く衝撃によって割れることもあるのでどちらにしろ宝石が入っている結婚指輪の場合はサイズ直しにリスクが伴います。

サイズ直しはどこに依頼する?

とても技術が必要なサイズ直しですが、どこに持っていけばサイズ直しが出来るのでしょうか?

結婚指輪を購入したお店に依頼する

まず、通常であれば購入してお店に頼むのが一般的です。お店によってはサイズ直しはアフターサービスとして無料で行ってもらえるお店もあるのでその場合は買ったお店に頼みましょう。

修理専門の工房に持ち込む

旅行先など遠方で購入して指輪のサイズ直しを頼むのが困難な場合は近くに修理できる工房を探して持ち込むしかありません。

この場合は必ず有料になりますが仕方ありません。修理を専門にしている工房であれば腕も確かなのできれいにしてもらえると思います。

サイズ直しの期間や費用はどのくらいなのか?

有料の場合と無料の場合でも修理の期間は約1週間~2週間程度は見ておきましょう。大事なイベントに着けていく場合はそれまでに修理が完了するように余裕をもってサイズ直しを依頼しましょう。

結婚指輪のサイズ直しの費用

有料のサイズ直しの場合の一般的な費用は、小さくする場合は2000円~3000円程度を用意しましょう。

大きくする場合は結婚指輪の厚みや幅、素材によって違いますが、1サイズ大きくする毎に2000円~4000円程度必要になると思っておいたほうが良いでしょう。

リングゲージ

サイズ直しが出来ない結婚指輪

先に説明したようにサイズを小さく、または大きくする場合は指輪を切断して溶接します。様々なリスクがありサイズ直しが出来ない指輪もありますが具体的にどのような結婚指輪がサイズ直しが出来ないのでしょうか?

柔らかい宝石が入った結婚指輪

前述しましたが、熱に弱く柔らかい宝石の入った指輪の場合はサイズ直しが出来ないことがあります。具体的にはアメジスト、トパーズ、エメラルド、ガーネット、ペリドット、ムーンストーンなどほとんどの宝石は熱に弱く柔らかいのでサイズ直しの際に割れる可能性がありリスクが伴います。特に結婚指輪の内側に宝石を入れた場合は割れる可能性も上がるので注意が必要です。

宝石の中でもダイヤモンド、ルビー、サファイヤは熱に強く硬い宝石なのでほとんどの場合は大丈夫だと思います。その他の宝石のほとんどがリスク有と思っておいたほうが良いと思います。

全周に模様や彫刻が入った結婚指輪

結婚指輪の全周に模様や彫刻が入ったものはサイズ直しの際に切り取る、または地金を足す事になるので模様が途切れてしまいます。サイズ直した部分はその周辺をヤスリで削る作業を伴うので小さくした場合でも模様のつなぎ目がずれたり、削る作業によって模様が削れてなくなることになると思います。

ただし、模様が途切れる、無くなってもよいのであればサイズ直しの溶接は出来るのでこのことを了承出来るのであればサイズ直しを依頼しても良いでしょう。結婚指輪が入らなくて着けられないよりは着けられるほうが良いですよね!

ゴールドとプラチナなど異種金属のコンビ結婚指輪

ゴールドとプラチナはどちらも結婚指輪に使われる貴金属ですが、その性質は全く別の貴金属種になります。溶解温度と熱による膨張率も違うためサイズ直しが困難だと思っておいたほうが良いでしょう。

ゴールドを溶接するには役1000℃の温度が必要です。それに対してプラチナの場合は2000℃必要になります。つまり、ゴールド部分の溶接はうまくできても、プラチナをきれいに溶接しようとした場合はゴールドが溶けてしまうといういことです。また膨張率も違うため熱による変形がおこりつなぎ目がきれいに合わせられないといったことも起こります。コンビのデザインによっても変わりますが基本的にコンビネーションの結婚指輪のサイズ直しはできないと思っておいたほうが良いです。

このことは結婚指輪を購入するときにしっかりと把握して購入するべきだと覚えておいてください。

女性の場合は妊娠期に注意が必要

女性の場合は妊娠すると体がむくみ、体重も増えることがあるので指輪サイズも大きくなってしまいがちです。この時期に指輪サイズを測って結婚指輪を購入しても、出産後に指輪がぶかぶかになってしまうといったこともあるので要注意です。

また、妊娠前であまりギリギリぴったりの結婚指輪サイズだと妊娠した時に指輪が入らなくなってしまうこともあるのであまり小さくてギリギリ入るような指輪サイズは避けましょう。

季節や時間によってもサイズは変わります

最後に指輪のサイズは時間や季節によっても変化するので注意が必要です。朝と夜とでは指のむくみ方がかなり違う人もいるので1回だけサイズを測るのではなく、日にちと時間を分けて何度か測ってみるのがベストです!

また、夏場の汗ばむ季節では手のひらも湿気でしっとりしていれば指輪の抜き差しがしずらく、冬場の乾燥した時期では指もサラサラで指輪がするっと抜けてしまうといったこともあります。なかなかこれを考慮するのはむつかしいですが、頭の中にこのことを考えて指輪サイズを選ぶのが良いでしょう!

サイズ直しが必要の無いようにするのがベスト

これまで述べたようにサイズ直しにはリスクが伴います。また、サイズ直しには結婚指輪の「円を切る」→「縁を切る」を連想するので縁起的にもあまりよくないとされています。やはり購入するときに、のちにサイズ直しなど必要の無いようにしっかりとサイズを測って結婚指輪を購入しましょう!

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