手作りで作れる結婚指輪のデザイン
結婚指輪のデザインは普通のファッションリングなどに比べるとシンプルなデザインが多いです。シンプルなデザインであれば初心者の人でも簡単に作れます。結婚指輪のデザインは大まかに3つのタイプに別れており、どのデザインもシンプルなものがベースになっているので簡単に作れます。
手作り出来る工房ではプロの職人など彫金作業に携わっているスタッフが指輪作りを教えてもくれるので思っている以上に簡単に作れると思います。
主な3つのタイプと指輪幅によるデザインのメリット・デメリットについて作り方や特徴などを解説します。
目次
ストレート型(真っすぐな形)
ストレート型の結婚指輪は歪みのない真っ直ぐな形です。一番指輪らしい形で男性でも抵抗無くつけられます。
ストレート型の作り方
ストレート型の場合は断面も真っ平らなので作りたい指輪幅でワックスを切り出し、断面をしあげるので簡単に手作りする事が出来ます。製作時間は約1時間~1時間半です。
ストレート型のメリット
- どんな指輪にも重ねづけ出来る
- 飽きが来ない
- 男性でもつけやすい
ストレート型のデメリット
- シンプルすぎて面白みがない
- 他人とデザインが被りやすい
S字型(全体に大きくカーブしてる形)
指輪の形が無限大のシルエットをしており、軟らかいイメージから女性に人気の形です。カーブの深さを調整してより個性的にする事が出来ます。
S字型の作り方
S字型はそのカーブの深さ分の広さのワックスを切り出し、S字部分以外のワックスを削って形を削りだしていきます。全体に削る部分が多くなるのでストレート型よりも少し時間と手間がかかります。同じ幅でキレイなS字型にするには全体を少しづつ削る必要があります。製作時間は約2時間です。
S字型のメリット
- カーブの深さで個性を出せる
- 軟らかいイメージから女性に人気
- オシャレに見える
- 個性的
S字型のデメリット
- ストレート型よりも値段が高くなる
- カーブの形によっては婚約指輪と重ねづけが合わない
- 男性によっては似合わない事がある
V字型(トップ部分のみ歪んだ形)
指輪の側面から裏にかけてはストレートな形ですが、トップ部分のみV字やU字に歪んだ形です。指の長さを強調するので指が細く長く見えます。シャープなV字型は男性にも人気です。
V字型の作り方
S字型と同様にVの深さ分のワックスから余分な部分を削りだして作ります。トップ部分のみ歪んでいるのでトップの歪みのみ削るのに気をつければ側面から後ろ側は真っ直ぐなのでS字よりも比較的作りやすいです。製作時間は約2時間です。
V字型のメリット
- 指が細く長くキレイに見える
- スタイリッシュな雰囲気がある
- 緩やかなU字型は女性に人気
V字型のデメリット
- 可愛らしいデザインが好きな人には好まれない
- 指輪が回るとトップのV字の歪みが見えない事がある
- 人により飽きやすい可能性がある
幅の広さによるデザイン性の違い
指輪の形によってもイメージが大きく変わりますが、指輪の幅の違いによってもイメージが大きく変わります。
幅が細い指輪は女性に人気
サイズが小さく細い指の人には指輪も細身の方が似合います。指輪幅が細いほど可愛らしいイメージになり女性に人気です。どのような服装にも合わせやすくオシャレに見えます。
男性で指のサイズが大きな人は似合わない事があります。華奢に見えすぎて女性物の指輪をしているように見えてしまい安っぽく見えがちです。また、細身でサイズが大きいと歪みやすいので注意が必要です。重い荷物を持つとか電車で釣り革を強く握るなどの動作で歪む事があるので注意しましょう!
幅が広い指輪はデザイン性が上がる
幅が広い結婚指輪は表面の面積が広いので様々なデザインを表面につけることができます。力強いイメージになり男性に人気です。細かいデザインでも大きく模様を描くことが出来るので容易です。ダイヤモンドも大きな物を埋めこむことが出来豪華な仕上がりにする事も出来ます。
ただし、指が短い人や細い指の人にはごつすぎて似合いません。また、指との密着した面積が広いので通気性が悪く水気がいつまでも残りふやけたりすることがあります。細い指輪よりもサイズがきつくなるので0.5~1サイズ大きめのサイズにした方が良いでしょう。この場合指輪が抜けやすくなってしまうので注意が必要です。手洗いや洗髪時には特に抜けやすくなる事があるので注意しましょう!