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ダイヤモンドを入れた結婚指輪が人気

一昔前の結婚指輪は男女ともに同じデザインの指輪がほとんどでした。男性物、女性物という区別はなく、サイズが違うだけです。

婚約指輪を購入するカップルが減り、ダイヤモンドを身につける機会がへりましたが、やはりダイヤモンドは女性の憧れであり一度は本物のダイヤモンドを身につけたいと思っている方は多いと思います。

そんななか登場したのが結婚指輪のデザインは同じですが、女性物のみダイヤモンドを埋めこんだ組み合わせの結婚指輪です。ダイヤモンド色もブラックやブルーのダイヤモンドが登場し男性物にもダイヤモンドを入れたデザインも出てきています。

ダイヤモンドは輝きが美しいですが、その特徴や性質までは知らない方が多いと思うのでダイヤモンドの知識について掘り下げてみましょう!

ダイヤモンドの構造と性質

ダイヤモンドの成分は炭素です。炭素はその名の通り炭ですが、炭と言えば鉛筆の芯や石炭などを思い浮かべますが、外観は全く別物ですね。

ダイヤモンドはこの炭素が地中で高温、高圧で結晶化したものです。ダイヤモンドを整形するための高温、高圧状態は人工的に難しいほどの条件で今でも天然のダイヤモンドを使用する物が多いです。

ダイヤモンドの結晶は八面体の形をしていて、ピラミッドを上下にくっつけたような形をしています。ダイヤモンドの硬度はモース硬度で10で地球上で最も硬い物質ですが、劈開という割れやすい方向があり劈開方向では割れてしまうことがあります。キズはつくことは無いが割れることはあると言うことです!

地球上で一番硬いダイヤモンドですが割れることもあるのでやはり取り扱いには注意して身につけましょう!

ダイヤモンドの輝き

ダイヤモンドの輝きは虹色にキラキラと輝きます。なぜこのような美しい輝きをするのでしょうか?その秘密は反射量の多さです。この全反射により輝く現象をブリリアンシーと呼び、ダイヤモンドは上面から入った光をそのカットによってほぼ100%反射して輝くのです。反射された光は分散(ディスパーション)を起こし七色に変化しますが、この七色の虹をファイヤーと称します。また反射された光は動く度にチカチカと移動します。この現象をシンチレーションと呼びます。

このブリリアンシー、ディスパーション、シンチレーションの三つの要素がダイヤモンドが美しく輝かせる秘密です。

ダイヤモンドを輝かせる4つのC

ダイヤモンドを輝かせる三つの要素はわかりましたが、この三つの要素を引き出すために重要な4Cがあり、その4Cによってダイヤモンドの評価が決まります。

4Cとはカラット、カット、クラリティ、カラーです。この4Cはダイヤモンドを輝かせるための三つの要素に大きく関わるのでダイヤモンドの価格にも大きく密接します。

カラット

カラットとは重さの単位で1カラットは0.2グラムです。ラウンドブリリアンカットの場合で直径は約6.5mmです。0.1ctの直径は約3.0mmです。

1個のダイヤモンドをセンターストーンとして使用する婚約指輪などは0.1ctでも支障はありませんが、ダイヤが引き立たないので主に0.2ct以上のダイヤモンドを使用して婚約指輪にする事が多いです。

また、直径2mm以下の物はメレーダイヤと呼び、主にセンターストーンを引き立てるために飾りとして使用されたり、結婚指輪に埋めこみとして使用されます。

ダイヤモンドはカラットが大きいほど価値が上がります。ですが、結婚指輪に埋めこむ場合は指輪とのバランスがあるので指輪の幅に似合った大きさを選びましょう!

カット

カットはダイヤモンドの輝きを出すために重要な要素で、最もダイヤモンドの輝きを引き出せるカットが丸いラウンドブリリアンカットです。このカットが悪いと上面から入った光が反射せず下方向に逃げるので全反射が起きずキラキラと輝きません。

このカットにもグレードがあり、最も良い物から、very good>good>medium>poorと続きます。

婚約指輪の場合に使用する0.2ct以上のダイヤモンドではvery goodより上のExcellentカットがあります。Excellentカットの中でも特殊なスコープを除くとハートやアローの形の光カットが浮かび上がるH&C(ハート&キューピット)と言われるカットがあり、輝きは最上級になります。

結婚指輪に使用されるメレーダイヤはvery goodからのカットになります。お店によってはカットの品質の悪いダイヤを使用している所もあるので極端に値段が安いとかダイヤ無料などとうたっているお店には注意しましょう!

クラリティ

クラリティとは透明度の事で、透明度はダイヤモンドの中に含まれる内包物やインクルージョンなどを指します。一般にはキズと言われることがありますが、天然のダイヤモンドにはほとんどの場合内包物が含まれ、この内包物をキズと呼ぶのは適当ではありません。地球上で一番硬いダイヤにあとからキズが入ることは無いのですが、キズと呼んだ方が説明しやすく伝わりやすいのでキズと呼ぶことが一般的になっています。

このクラリティにもグレートがあり全くキズがない物をFL(フローレス)というグレードです。それに続くのがIF、VVS、VS、SI、Iとなります。

VS位までは一般の人がルーペで見ても解らない位の小さなキズです。SI位からしたになるとルーペで解るぐらい。Iになると肉眼でもキズが解るような大きな内包物になります。内包物が大きいほど反射する光を遮るのでダイヤモンドは光らなくなります。透明度も落ちて白っぽく見えます。

ダイヤモンドの表面や裏側に汚れが付くと内包物があるのと同じで光の反射を邪魔するので輝きが失われてきます。ダイヤが輝かなくなってきたなと思ったときは中性洗剤などで水洗いし、ガンコな汚れの場合は柔らかめの先細ハブラシなので磨いてやると汚れも取れて輝きが復活します!

カラー

最後のCはカラー(色)です。ダイヤモンドは無色透明ですが、わずかに黄色味を帯びてくる物があります。さらには茶色になってきますが、茶色のダイヤモンドはブラウンダイヤといって逆に希少になってきます。他のカラーダイヤを除いて無色透明~黄色味をランク付けして価格に反映しています。

一番無色透明をDカラーとしてはじまり、アルファベット順にD~Zまであります。この細かく分けたダイヤの色の違いは宝石鑑定人でも判別は難しくマスターストーンと言われる色基準のダイヤと比べて判別します。

普通の人が見ればD~Jぐらいまでは同じに見えてしまいます。Kより下のダイヤモンドはそれほど出回っていないと思います。

カラーに関しては結婚指輪に使われるメレーダイヤはそれほど気にしなくても良いでしょう!

ファンシーカラーダイヤモンド

ダイヤモンドは無色透明の他にピンクやブルーの色合いのダイヤモンドがあります。天然のものや人工的に色を引き出した処理をした物があります。

なかでもピンクダイヤモンドは天然のものでしか美しいピンク色のダイヤはありません。人工的にピンクダイヤを作ろうと思ってもあまりキレイなピンク色に葉ならずくすんだ色になってしまうためピンクダイヤは天然の物しかなくとても希少で無色透明のダイヤモンドより数倍価値が上がります。

また、ピンクダイヤが採掘される鉱山はオーストラリアのアーガイルしか無く、そのアーガイル鉱山も閉山される予定になっています。

アーガイル鉱山はオーストラリアの先住民アボリジニの聖地に位置し自然を守るためにアーガイル鉱山の採掘を辞めさせる方向になってしまったためです。

日本にだけではなく、ここから世界中に排出される訳ですから今後取れなくなってしまうピンクダイヤは値上がりが続き一般にはなかなか手に入らなくなってしまいました。値段もかなり高騰していますが余裕がある人は今のうちにピンクダイヤを結婚指輪に入れて指輪の存在価値を高めてみてはいかがでしょうか?

結婚指輪に入れるダイヤモンドのまとめ

  • 結婚指輪にダイヤを入れる前の注意としては品質の良い物を使っているお店かを見極める。
  • ダイヤの大きさは指輪幅に似合った物を選択する
  • 硬いダイヤも強い衝撃で割れることがあるので注意
  • 汚れたら中性洗剤などで汚れを落とせばOK

ブライダル専門店ではそれほど品質の悪いダイヤモンドは使っていないと思うので、購入後のお手入れや取り扱いに注意してダイヤの輝きを楽しみましょう!